同性カップル|【中古物件購入】私たちが家を買うのを辞めた理由とは?

私たちは以前、築40年以上の中古物件(団地)を購入しようと、契約・ローン審査までした経験があります。

しかし結局、諸事情で住宅ローンの審査が通らず、他の理由もあって中古物件(団地)を買うことを辞めました。

  • なぜ一軒家を選ばなかったのか?
  • なぜ中古物件(団地)を選んだのか?
  • なぜ買うのを辞めたのか?

私たちは事前に色んなことを調べずに中古物件を選択し、住宅ローンの審査まで行ってしまいました。

ちなみに、私たちは同性カップルということは言わず、ルームシェアということで購入を進めました。

中古物件の購入を考える際、私たちの経験を参考にしていただけると幸いです。

この記事で分かること
  • 交通事情や買い物の利便性、2人暮らしには広すぎることを考えると一軒家は条件に合わない。
  • 中古物件(団地)は駅近で広さも2人暮らしには十分、月々のローン返済も手軽な金額。
  • 築年数が古かったり、契約者が女性単独だと住宅ローンの審査に通りづらい。

一軒家を選ばなかった理由

買いたい家の条件
  • 一軒家(2階建て)
  • 1時間前後の通勤圏内(電車・車両方とも)
  • 広いリビング(14畳以上)
  • 2階は2部屋くらい(寝室+フリー部屋)
  • 月々のローン返済は8万円以下
  • お互いの実家に帰りやすい距離

月々のローン返済金額や条件を考えると中古物件という選択になりました。

事前に条件に合うか下調べをして、約半年の間に合計12ヶ所の中古物件のオープンハウスへ行きましたが…

オープンハウスへ行った物件
  • 中古のリノベーションテラスハウス 3軒
  • 中古の一軒家 5軒
  • 分譲地の新築一軒家 4軒(土地のみ1軒)
中古のリノベーションテラスハウス

リノベーションテラスハウスは築年数40年以上の4戸1。

リノベーションハウス イメージ画像


【良かった点】
・リノベーションされていたのでデザインも良く、部屋の広さは十分。
・坪数が40坪前後ある家が多かったので、駐車場は2台以上停められる広さ。

【選ばなかった理由】
・テラスハウスは天井が低く、リノベーションで壁を取り払っているために変な間取りになっていたり、変なところに柱があったりと住みにくい印象だった。
・土地+リノベーションで価格が3000万円前後。
・テラスハウスは隣と壁がつながっているために、将来建て替えにくいことが難点だった。

中古の一軒家

築年数1年~20年程度でリノベーションされていない物件。



【良かった点】
・物件の価格が3000万円以下で、金額的に条件に合っていた。
・築年数1年の物件は2件とも2階に風呂場があり、家事動線は良かった。

【選ばなかった理由】
・どの物件も最寄り駅から遠く、買い物できる場所が近くになかった。
・駐車場が狭く、1台分のスペースしかなかった。
・築年数1年の物件は交通量の多い道路に面しており、駐車場に停めにくい構造だった。
・築年数20年の物件は壁や室内の修繕が必要で追加資金が必要だった。

分譲地の新築一軒家

20~70戸規模の分譲地での新築物件。



【良かった点】
・坪数も25坪以上で、LDKで16畳程度の広さがあり、室内の設備も良かった。
・徒歩圏内で買い物できる場所があった。

【選ばなかった理由】
・中古物件に比べ価格が3000万円以上で1人名義では住宅ローンが通らない可能性が高い。
・十分な広さがある分、2階が3部屋あり、使わない。
・分譲地のなかが一つのコミュニティになっている。


結局、どこの一軒家もローンの返済が高くなり、他の条件が合わず2人暮らしには広すぎたのです。

中古物件(団地)を選んだ理由

一軒家は私たちにとっては「」でしたが、一軒家のオープンハウスへ行って「そもそも、そんな広さはいるのか?」と思うようになりました。


ちょうどそのころ、地元のリノベーションされた築年数40年以上の団地が多く売りに出されていました。

2LDKの団地が1100万円で販売されており、内装もよく、気に入りました。

その団地は築年数40年以上、4階建て。
階段のみで室内の天井も低かったのですが、LDKが18畳、洋間が6畳2部屋と広く、間取りも理想に近かったです。

月々のローンの返済も4万弱と手ごろな価格だったため、ほぼ即決でした。

その後、仲介業者と契約し3ヶ所の主な都市銀行にローンを申請しました。

この時には、両親にカミングアウトしていたので、契約時には親に同席してもらいました。

結局、買うことをやめた理由

冒頭にも書きましたが、住宅ローンの審査に落ち購入を断念しました。

はっきりとは言われませんでしたが、以下の理由で審査に落ちたようです。

審査で落ちたと思われる理由
  • 勤続年数が3年未満⇐これは銀行に言われました。
  • 購入物件の築年数が古いため、担保としての価値が低い⇐これも銀行に言われました。
  • 女性1人で返済
    (男性より人生におけるイベント(結婚や出産)が多いため、収入が不安定とみなされるらしい)

私たちは月々のローン返済の金額やペアローンでの書類作成の面倒を考えて、同性カップルであることは言わずに単独での住宅ローン契約にしていました。

3ヶ所の銀行の審査結果が出るのに1ヶ月ほどかかっており、かなり不安な1ヶ月でした。

仲介業者に言われるがまま、念のために申し込んでいた銀行の審査は通っていたのですが、その頃には私たちも冷静になり、購入意欲がなくなっていました。

るか×あーと

よくよく考えると買うタイミングじゃなかったのかな?
条件には合ってないし・・・。
なかなかスムーズに進まないし、もう少し色々調べてから仕切りなおそうか。


そこで、思い切って契約解消の決断をしました。

契約解消を決断した理由
  • 住宅ローンを借りれない(主要な銀行は全部断られた)
  • 仲介業者への不信感(契約時に確実通ると思います!!と言われた)
  • 将来のことを考えるとエレベーターなしはきつい
  • 買い物できる場所が遠い
  • 将来売りたいときに売れない(資産価値が低い)

契約書では、紹介元の銀行3ヶ所のローン申請が通らなかった場合は契約解除できることになっていたため、スムーズに解除できました。

(その後、私たちが購入しようとしていた物件はすぐに売れたそうです。)

まとめ

結局、事前に色んな情報を調べずに購入しようと焦ってしまったので、失敗してしまったのです。

今では、この時中古物件を購入できなくなって良かったと思っています。

住宅の構造や周辺環境を考えると将来の生活面で不安が出ていたかなと…😅

皆さんも、中古物件だけでなく家を購入する際は、住宅ローンのことも含め、将来のパートナーとの生活を見据えて、十分考えてから購入することをおすすめします。

see you next time!

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この記事を書いた人

付き合って6年目の30代女性カップル😊
マンション購入し一緒に生活中🌴
同性カップルの日常や経験を発信📢
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