クリスマスに観たいおすすめのLGBT映画「ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト」をご紹介!
レズビアンのハーパーは家族にレズビアンであることをカミングアウトできず、家族の前では別人のように振舞い、彼女のアビーとギクシャクしてしまい…。
LGBT当事者にとって、家族へのカミングアウトは大きな壁ですよね。
この映画はLGBTの主人公たちを含め、女性たちの「カミングアウト」をテーマにしたロマンティック・コメディです。
主役の同性カップルがとても美人なのでキュンキュンします。
「ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト」をご紹介します。
「ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト」が見れるのは👇
\月額プラン2,189円(税込)が31日間無料 /
※本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイト
「ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト」
作品紹介
2020年11月に動画配信サービスHuluで配信が始まり、初週末の最多視聴者数記録を更新すると共に、同サービスの新規登録者を大いに増加させた作品。
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesでは批評家たちの支持率83%となっている。
主役はレズビアンのカップルではあるが、単にLGBT映画というわけでなく「家族とは何か?」を考えさせられる作品になっている。
ストーリー
恋人の家族に初めて会う時は大変なもの。恋人ハーパーの実家に向かうアビーはプロポーズを計画していた。
引用:© 2023 SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC. ALL RIGHTS RESERVED
しかし当日、ハーパー自身がレズビアンであることや彼女たちの関係を家族に隠していると知る。想定外の事態で家族との初めての対面は、ますます大変なものに!
さらに滞在中、アビーは彼女の家族や友人との交流を見て自分が思っていた人とは違うのではないかと疑問を持ち始める…。
初めて会う家族に認めてもらいたい、自分に正直でありたい、そんな様々な思いを家族それぞれが抱えながらも、クリスマスに家族が集まってくる。
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キャスト
主役のカップル
写真左側の女性【アビー】
19歳の時、クリスマスに両親亡くして以来クリスマスが嫌いに。
ハーパーにプロポーズするため、帰省を機にハーパーの父親に許しを得ようとしていた。
【クリステン・スチュワート:Kristen Stewart】
1990年4月9日アメリカロサンゼルス出身。
8歳から子役として活動し、2002年「パニックルーム」でジョディ・フォスター演じる主人公の娘役を務め、注目を集める。
2008~2012年の「トワイライト」シリーズでヒロイン役を演じてブレイク。
バイセクシャルを公言しており、2019年から交際している脚本家のディラン・マイヤーと2021年に婚約。
写真右側の女性【ハーパー】
スタイルもよく賢く明るい性格の女性。
家族には自分がレズビアンであることを隠している。
親の期待に答えようとレズビアンであることを必死に隠そうとする。
【マッケンジー・デイヴィス:Mackenzie Davis】
1987年4月1日カナダバンクーバー出身。
2014~2017年TVシリーズ「Halt and Catch Fire」で主要キャラクターの天才ハッカー役を好演して人気を集めた。
「ターミネーター:ニュー・フェイト」では強化型兵士グレース役でこれまでの作品とは違い、鍛え抜かれた肉体美とアクションを披露した。
これまでの作品で、女性同士の親密な関係性が注目される役柄が多かったことからレズビアン女性の間でアイコンのような存在として見られることが多い。
セクシャリティは不明。
2人を取り巻く登場人物
- テッド(ハーパー父親)
弁護士、市議会議員。市長選に立候補しようとしており、ハーパーを溺愛している。 - ティッパー(ハーパー母親)
完璧な家族にしようと家族のイメージを守ろうする。 - スローン(長女)
弁護士。昔からハーパーに対し競争心を持っており、両親に気に入られたいと必死。 - ジェーン(次女)
昔から両親や姉妹にのけ者にされているが明るくふるまっている。 - コナー(ハーパーの元カレ)
ハーパーに未練があり、よりを戻したいと思っている。ハーパーの両親に気に入られている。 - ライリー(ハーパーの元カノ)
幼いころからハーパーの親友。一時期は付き合っていたがあることがきっかけでハーパーとは疎遠に。 - ジョン(ハーパー・アビーのゲイ友人)
ハーパーやアビーに寄り添い、時には喝を入れる良き友人。
おすすめ理由
ハーパーの家族は一見完璧そうに見えるけど、話は娘や婿の経歴や成功談ばかり。
でも、意外にこういう家族は一般的かもしれません。
家族や友人たちに対して、ハーパーが一生懸命自分を取り繕っている姿が「カミングアウト」の難しさを物語っています。
アビーは本当の自分を隠してほしくないと思っていますが、ハーパーは…。
ゲイの友人であるジョンがアビーに「カミングアウト」について優しく諭すシーンがあるのですが、そのシーンが一番心に刺さるシーンです。
この映画はLGBT当事者だけでなく、家族に愛されたい、良く思われたいと願ういろんな方々に響く内容だと思います。
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まとめ
LGBTの当事者にとって、家族への「カミングアウト」はとても勇気がいる特別なことですよね。
私もカミングアウトするのにとても勇気がいりました。
この映画ではレズビアン(ゲイ)であることだけでなく、さまざまな「カミングアウト」が描かれています。
両親に愛されたい、期待されたいなどの思いが親の「理想の自分」を作り上げてしまい、なかなか本当のことが言えない…。
そんな思いはLGBTの人だけでなく、いろんな人が抱えている問題なのかもしれません。
今年のクリスマスはこの映画から少し勇気がもらえるのでは?
See you next time!
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